OpenDLU (車速感応ドアロックユニット)

 

 

車速感応ドアロックユニット

車速感応ドアロックユニット

背景
オートドアロックユニットというものを製作してほしいとこれまで何回か要望をもらっていましたが、
自分ではあまり使わなさそうなので後回しにしていました。
今回、オートドアロックがどういうものかをインターネット上で調べた後にしばらく構想を考え製作
することにしました。
基本的な考え方は、すでに製作しているかたと同じです。
1:ドアロック用のリレーとドアアンロック用のリレーを設ける。
2:車速が10-20Km/h程度でドアロック用リレーを1秒弱励磁する。
3:ドアロック後、プラス条件(GND->12V)またはマイナス条件(12V->GND)のあったときにドアアンロック用のリレーを1秒弱励磁する。

 

回路図
回路図は以下の通りです。

車速感応ドアロックユニット回路図
マイクロチップのPIC16F88を使って全体をコントロールしています。
コネクタX1は電源接続用です。
コネクタX2はアンロック条件入力用になっています。
Unlock+は、ここに接続される配線がGND->12Vになったときにドアをアンロックします。Unlock+は2つあり使用しない
場合は何も接続しない状態にしておきます。
Unlock-は、ここに接続される配線が12V->GNDになったときにドアをアンロックします。Unlock-は2るあり使用しない
場合は何も接続しない状態にしておきます。
X2コネクタからのUnlock+,Unlock-の部分はフォトカプラを使って絶縁されています。

X3コネクタは、車速パルスの入力とドアロックリレー、ドアアンロックリレーの接点出力になっています。
車速パルスはプルアップされた入力でパルスの立下り部分を検出しています。
リレー接点の出力はA接点部分を取り出しています。リレーのコモンは基板内でGNDに接続されてなく浮いた状態になっています。
リレーの接点容量は1Aなので、大電流をON/OFFする場合は外部にリレー等を接続する必要があります。

部品表
使用した部品は以下の通りです。ほとんどの部品が秋葉原で購入できます。

C1,C2 電解47u
C3,C4 セラミック103-104
C5 不使用
C6,C7 セラミック103-104
R1,R2,R3 カーボン1K 1/4W
R4    カーボン47K 1/4W
R5 カーボン1K 1/4W
R6,R7 カーボン47K 1/4W
R8,R9,R10,R11,R12,R13 カーボン1K 1/4W
RN1 SIP集合抵抗47K
D1,D2,D3,D4,D5,D6  ダイオード1N4007
LED1,LED2,LED3,LED4,LED5  20mA 3mmφ発光ダイオード
S1 8P DIPスイッチ
K1,K2 Y14H 12Vリレー
Q2,Q3 npnトランジスタ2SC1815
IC1 PIC16F88 DIP
IC2 78L05 5V100mA
OK1A,OK1B フォトカプラTLP621

基板
完成した基板は以下の写真の通りです。目がよくないため表面実装部品は使用していません。
そのために、回路の割には大きな基板になってしまいました。

車速感応ドアロックユニット 完成基板

車速感応ドアロックユニット 完成基板

LED1:電源確認用
LED2:車速パルス確認用(車速パルスに応じて点滅)
LED3:状態表示
LED4:ロックリレー(K1)動作時点灯
LED5:アンロックリレー(K2)動作時点灯

プログラム
プログラムはmikroelectronika製のmikroC Proにてコーディングしました。
HEXファイルは以下からダウンロードできます。
OpenDLU for PIC16F88 Hex File Ver1.0 16F88OpenDLUV1

 配線方法(工事中)

DIPスイッチの設定(工事中)

動作
電源ONの後、車速が10-20Km/hになるとドアロックリレーを1秒弱励磁します。
電源ON後、人によってドアロックされた場合でもドアロックリレーは10-20Km/hになると励磁されます。
一端ドアロックリレーが動作すると、車速が10Km/h以下になっても、ドアアンロックリレーは励磁されません。
ドアアンロックリレーが励磁されるのは、Unlock+、またはUnlock-の条件が成立した場合です。
Unlock+、Unlock-の条件は車の停止と関連付けられる動作(パーキングブレーキ、Pレンジ等)から取ります。
一端、Unlock+、Unlock-の条件によって、アンロック状態になった後は、車速によってドアロックリレーが動作可能
状態になります。
ドアロック基板から、人によるロック、アンロックを検出することができないので、手動でロックした後に再度基板から
ドアロックされたり、手動でアンロックした後に、再度基板からアンロックされる現象は発生します。

利用
自分の車(ノア)以外は動作確認の手段がなく、時間を割いていろいろな車で動作確認をすることができません。
その代わりに、PIC16F88のプログラム(HEXファイル)がダウンロード可能なので自己責任でお試しください。
本ページの回路とダウンロードしたHEXファイルがあれば自身で製作することができます。
おそらく、購入するよりも安価に製作することができるとおもいます。
HEXファイルは、PICに書き込む作業が必要です。書き込み方法に関しては、開発環境によって幾通りかありますので各自、
自分にあった方法を調べてください。
車種毎の具体的な配線方法(信号取り出し部位)は、こちらではわかりませんので各自インターネットやディーラー等で確認お願いします。

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